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2026年8月21日(金) 東京 --

トランプ氏、専用機から米軍機へ極秘乗り換え イランの暗殺脅威で「おとり作戦」

専用機から米軍機へ極秘で乗り換え…

イランメディアは「臆病者の脱出」と揶揄

引用:X (旧Twitter)
引用:X (旧Twitter)

ドナルド・トランプ米大統領がイランによる暗殺の脅威を避けるため、大統領専用機から米軍機に秘密裏に乗り換えていたことが明らかになり、イランではトランプ大統領を揶揄するミームが相次いで登場している。トランプ大統領が機内食運搬車を使って移動したと報じられると、それを題材にした合成画像や人工知能(AI)で生成された映像まで作られている。

イランのメディアでは、トランプ大統領がケバブを運ぶトラックや航空機の機内食カートの中に身を隠す姿を描いた画像などが登場した。おびえた表情で狭い空間に身を縮める姿など、実際の状況とは異なる場面を誇張して描き、トランプ大統領を揶揄する内容となっている。

イランのミザン通信は13日(現地時間)、トランプ大統領の当時の移動を「臆病者の脱出」と表現した。イラン大使館も「X(旧Twitter)」に、トランプ大統領が過去に暗殺未遂に遭った際に拳を突き上げた写真と、機内食カートに隠れている姿を描いた合成画像を並べて投稿するなど、トランプ大統領を揶揄した。

専用機に100人以上を残し…トランプ大統領だけ極秘の「乗り換え」

トランプ大統領がこうした方法で移動した背景には、イランによる攻撃の可能性を警戒した米大統領警護隊(シークレットサービス)の警護作戦があった。

12日付の米紙ワシントン・ポスト(WP)によると、トランプ大統領は7月8日、トルコのアンカラから帰国する際、大統領専用機「エアフォースワン」から米空軍のC-32輸送機に乗り換えた。当時、トランプ大統領は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を終え、帰国する途中だった。

当初、トランプ大統領が搭乗していたエアフォースワンには、100人以上の政府高官や政府関係者、報道陣などが同乗していた。しかし、トランプ大統領は他の同乗者とは別の出口から人目を避けて機体を降り、機内食運搬車を使って別の輸送機に移動したと伝えられている。

トランプ大統領に同行した人物も注目を集めた。マイク・ポンペオ国務長官やスティーブン・ムニューシン財務長官などの主要閣僚ではなく、ダン・スカビーノ大統領次席補佐官、ナタリー・ハーフ補佐官、ウォルト・ナウタ局長など、長年トランプ大統領を支えてきた側近らだった。

ミサイル攻撃を警戒…米側が講じた「おとり作戦」

米側がこうした異例の乗り換えを行ったのは、イランによる暗殺の脅威が背景にあった。当時、米当局は、イランが携帯式地対空ミサイルを使い、アンカラを出発するエアフォースワンを攻撃する可能性があるとの情報を入手していたとされる。

これを受け、米大統領警護隊(シークレットサービス)は、トランプ大統領を従来の専用機にそのまま乗せず、別の航空機に乗り換えさせる「おとり作戦」を実施した。トランプ氏が別ルートで移動した後、元のエアフォースワンは予定通り英国へ向かった。

一方、この過程でエアフォースワンに残っていた高官らが、トランプ大統領がすでに別の機体に移っていたことを知っていたかどうかは明らかになっていない。ポンペオ長官やムニューシン長官らは、大統領に不測の事態が起きた場合の大統領継承順位でも上位に位置する人物だ。

引用:ミザン通信
引用:ミザン通信
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