メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ
2026年9月11日(金) 東京 --

2万人収容の会場も埋まらず「トランプショー」…米共和党大会、集客不振が現実に

イラン戦争が長期化する中、動員力低下を指摘する声も

引用:AP通信
引用:AP通信

ドナルド・トランプ米大統領が、11月の中間選挙を2カ月後に控え、議会選挙の前面に出た。現金給付の公約まで掲げ、自身の名前が投票用紙に載っていると思って共和党に投票してほしいと訴えたものの、党大会の参加者数が予想を下回り、集客面では惨敗を喫した。

9日(現地時間)、共和党全国委員会(RNC)はテキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで、2日間の日程で党大会を開いた。

今回の党大会の目玉は、トランプ大統領の基調演説だった。トランプ大統領は同日午後、基調演説者として登壇し、1時間44分にわたって演説した。「今回の中間選挙で共和党が上下両院を制すれば、成人の米国民1人当たり5,000ドル(約77万2,000円)の配当金を支給する」と突如公約を打ち出した。そのうえで「共和党が勝利すれば、皆さんは『トランプ配当金』を受け取ることになる」とし、「私が投票用紙に載っていると想像して投票してほしい」と訴えた。

党大会には、トランプ政権の複数の閣僚も登壇した。

スコット・ベッセント米財務長官は「ジョー・バイデン前米大統領の政権時代に比べ、米国の民間部門の雇用は100万人以上増え、企業は全米で投資を拡大している」とし、「トランプ大統領の計画は減税にとどまらず、各国との貿易協定や規制緩和によってさらに強固なものになる」と強調した。

トッド・ブランチ米司法長官も応援演説に立った。政治的中立を中核的な価値とする司法省のトップが共和党大会に登場したことで、民主党内からは「不適切な振る舞いだ」との批判が相次いだ。

引用:AP通信
引用:AP通信

一方、会場では期待されていたほどの熱気や歓声は見られなかった。2万人を収容できるアメリカン・エアラインズ・センターの各所で空席が目立ったためだ。党大会が開幕した午後3時ごろには会場の半分程度しか埋まっておらず、観客席の最上階はほぼ空席だったことから、トランプ大統領の動員力が低下しているとの見方が広がるのは避けられそうになかった。

これは、2年余り前の2024年7月、トランプ大統領を共和党の大統領候補に正式指名した党大会が、宗教集会にも匹敵するほど支持者が熱狂する中で行われたのとは対照的だ。史上初となる中間選挙前の党大会を通じて支持層の結集を図り、イラン戦争の長期化に伴う選挙敗北への懸念を払拭しようとしたトランプ大統領の戦略は、少なくとも党大会の参加者数という点では成功しなかったとの指摘が出ている。

最終更新:

注目ニュース

こんな記事も

Google検索で優先表示

話題

  • トランプ氏、「安心毛布」と呼ばれるハーフ補佐官に約697万円のボーナス

    政治 

  • イラン、弾道ミサイルの生産を再開

    政治 

  • 「ヒンドゥー教が来る、女性は出ていけ」“性差別のエッフェル塔”でついにストライキ

    社会 

  • 「企業価値は約11兆円規模」中国AIのディープシーク、上海上場へ動き加速

    テクノロジー 

  • ブッシュ元大統領、統合参謀本部議長に含みのある言葉…「あなたがその職にいて本当によかった」

    政治