iPhone 18 Proに値上げ観測、256GBは据え置きか AI特需で部品原価4割増

iPhone 18 Proは、最低ストレージ容量が増えない一方で、価格だけが大幅に引き上げられる可能性があるとの見方が出ている。
11日(現地時間)、IT専門メディアのマックルーマーズは、台湾の市場調査会社トレンドフォースの報告書を引用し、iPhone 18 Proの部品コストが前モデルのiPhone 17 Proに比べて約40%上昇する見通しだと報じた。
トレンドフォースによると、iPhone 18 Proの最低ストレージ容量はiPhone 17 Proと同じ256GBになるとみられている。報告書ではiPhone 18 Pro Maxについて明確に言及されていないが、過去2世代にわたりProとPro Maxが同じ最低ストレージ容量を採用してきたことから、Pro Maxも256GBからとなる可能性が高い。
トレンドフォースは、最低ストレージ容量が据え置かれたとしても、部品価格の上昇により販売価格の引き上げは「避けられない」と分析した。世界的なメモリーチップ不足でRAM価格が大幅に上昇しているほか、ストレージやAppleの次世代アプリケーションプロセッサー(AP)「A20 Pro」などの価格も上昇すると予想されているためだ。
報道によると、米国市場ではiPhone 18 Proが1,399ドル(約22万3,700円)、iPhone 18 Pro Maxが1,499ドル(約23万8,600円)からになると予想されている。
Appleは6月にも、MacとiPadの全ラインアップをはじめ、Apple TV、HomePod、HomePod mini、Vision Proの価格を一斉に引き上げた。値上げ幅はHomePod miniの30ドル(約4,800円)から、最上位仕様のMac Studioの1,300ドル(約20万7,000円)に及んだ。
Appleが相次いで値上げに踏み切っている背景には、大手テック企業によるAIサーバー構築競争をきっかけとした世界的なメモリー半導体の供給不足がある。AIデータセンター向け需要が急増したことでメモリーチップの需給が逼迫し、価格上昇がAppleの製品コストにも重くのしかかっているとの分析だ。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)も、メモリー価格の急騰について「100年に一度あるかないかの大洪水のようなものだ」と表現し、製品の値上げが避けられない可能性を示唆していた。
一方、Appleは9月の恒例イベントでiPhone 18 Proシリーズを正式発表するとみられている。
