「冬を越せるのか」ウクライナ発電設備80%超が損傷…ロシア攻撃で電力危機
電力インフラの大部分が損傷・破壊
冬を前に電力不足の懸念高まる

ウクライナ政府は、ロシアの継続的な攻撃により、自国の発電所の80%以上が損傷または破壊されたと発表した。
ロイター通信は、ウクライナのヘルマン・ハルシチェンコ元エネルギー相が4日(現地時間)、ロシアの度重なるミサイルとドローン攻撃により、ウクライナの発電設備の80%以上が損傷または破壊されたと述べたと報じた。発電施設だけでなく、変電所や送電網まで広範な被害を受けたとし、エネルギーシステムの復旧が国家の最優先課題となったと強調した。
同相は、ロシアが単に軍事施設だけでなく、民間の電力インフラを組織的に狙っていると批判した。エネルギー施設は国民の生命と直結する重要な基盤施設だとし、ロシアはウクライナ国民を寒さと停電に追い込むために、エネルギーシステムを戦争の武器として使用していると述べた。
ウクライナは最近、西側の支援を受けて緊急復旧作業を続けているが、発電設備の不足と予備部品の供給問題により、復旧の速度が被害規模に追いついていない状況だ。特に冬季の暖房需要が増加する前に発電設備を復旧できない場合、大規模な停電と暖房供給に支障が出る可能性が指摘されている。
ロシアは2022年のウクライナ侵攻以降、電力網と火力・水力発電所を繰り返し攻撃してきた。昨年からは長距離ミサイルと自爆ドローンを利用して発電施設を集中攻撃し、ウクライナの電力生産能力を大きく弱体化させた。



