市民を“犯人”に仕立て上げ、事実を認めた側近は“クビ”か…反射池事件でトランプ大激怒
リフレクティング・プールの起訴の撤回に激怒 ピロ検事長をホワイトハウスに呼んで叱責

米国のドナルド・トランプ大統領が、ワシントンD.C.の名所であるリフレクティング・プール(反射池)でアオコが発生した事件をめぐり、容疑者の起訴を取り下げた検事長の解任を検討していると伝えられた。
3日(現地時間)、米国の主要メディアによると、トランプ大統領はこの日、ワシントンD.C.連邦検察のジェニン・ピロ検事長をホワイトハウスに呼んだという。ピロ検事長は最近、リフレクティング・プールを傷つけた疑いで起訴された元五輪の代表選手らについて、起訴を取り下げ、この池でアオコが発生したのは施工の不良が原因だと明らかにした。これにより、トランプ政権が無実の市民を相手に無理な起訴を進めたとの批判が上がった。
トランプ大統領がピロ検事長とどのような会話を交わしたのかは明らかになっていないが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などは、ピロ検事長の解任が検討されていると報じた。トランプ大統領は昨年も、自らの政敵に対する捜査を拒否したバージニア州東部連邦検察のエリック・シーバート検事長を解任している。4月にはパム・ボンディ司法長官も事実上更迭したが、政敵の捜査が進まないことなどが理由に挙げられた。
トランプ大統領とピロ検事長には長い縁がある。ピロ検事長は、過去にフォックス・ニュースの司会者だった時代、自身の番組でトランプ大統領を支持した。昨年、ワシントンD.C.連邦検察のトップに就いた後は、トランプ大統領が好む事件や捜査を積極的に進める姿勢を見せたと、WSJは伝えた。
先にトランプ大統領は、米国の建国250年に合わせてリフレクティング・プールを大規模に改修したが、アオコが大量に発生し、水面が緑色に濁って「抹茶ラテのようだ」と揶揄される事態となった。これについて、急進的な左派が故意にリフレクティング・プールを傷つけたと主張し、司法省も同じ結論を下して、一部の市民が起訴された。

