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2026年8月21日(金) 東京 --

ドイツ軍トップ、ロシアは「毎日NATOの防空網を試している」 警戒強化を要求

【防空網威嚇】ドイツ軍トップ「ロシア、毎日NATOの防空網を試している」

引用:ウォール・ストリート・ジャーナル
引用:ウォール・ストリート・ジャーナル

ドイツ連邦軍のトップが、「ロシアが毎日我々を試している」とし、北大西洋条約機構に対して対応を強化するよう公に促した。

ドイツ連邦軍の統合参謀本部議長に相当するカルステン・ブロイアー総監(陸軍大将)は11日(現地時間)、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューにおいてこのように警告を発している。

同大将は、「北大西洋条約機構の加盟国、特に東部戦線においてハイブリッド攻撃が毎日発生している」とし、「ロシアは我々を試し、我々がどのように反応するかをうかがっている」と語った。

このような発言は、これに先立つ4日にドイツ東部のライプツィヒ・ハレ空港で爆発物を搭載したドローンが発見され、当局がこれを「深刻な安全保障上の脅威」と規定して緊急対応に乗り出した最中に出たものである。

ブロイアー大将は今回のインタビューの中で、当時の事件と関連していると推定される背後勢力について別途言及することはなかった。

ただしブロイアー大将は、ロシアが欧州の防空網を偵察し、脆弱性を見つけ出す目的で組織的にドローンを活用していると主張しており、これは欧州各国の政府や機関を不安定にさせようとする「グレーゾーン工作」であると指摘した。

ブロイアー大将は特に、ロシアがこのような試みを通じて今後の紛争に備え戦術を修正しようとしていると述べ、「西側諸国とのより大きな対立に備えるため、すでに経済と軍事力を転換している」と警告を発している。

欧州がこのようなロシアの脅威に対応するにあたり、ドイツは地理的位置や欧州最大の経済大国であるという点から主導的な役割を果たさなければならないというのが、ブロイアー大将の提案だ。

続けて、ドイツがバルト海沿岸や北欧、東欧の最前線を網羅する「戦略的なつなぎ役」の役割を果たすとも付け加えている。

このような声は、ドイツがこれまで数年間にわたり大々的に着手してきた新たな軍事戦略と文脈を同じくするものだ。

ドイツ国防省は今年4月に公開した軍事戦略文書において、ロシアを最大の脅威と規定し、現役26万人、予備役20万人など計46万人の兵力と長距離精密打撃兵器などを確保し、2039年までに連邦軍を欧州最強の通常戦力へと育て上げるという目標を提示した。

第2次世界大戦の敗戦国であるドイツが、安全保障情勢の分析や有事の際の兵力運用計画などを盛り込んだ軍事戦略を樹立したのは、1955年の連邦軍創設以来初めてのことである。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、ブロイアー大将が今年9月に行われる北大西洋条約機構の軍事委員会において、次期委員長の有力候補の一人として挙げられていると紹介している。

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