イラン最高指導者、湾岸諸国に対米・対イスラエル結束を要請
モジタバ、「イスラム統合週間」メッセージ
湾岸諸国との緊張の中で連帯を呼びかけ

モジタバ・ハメネイ・イラン最高指導者が湾岸地域を含むイスラム諸国に真の敵を見極め、団結して立ち向かうよう促した。
モジタバは30日(現地時間)預言者ムハンマドの誕生を祝う「イスラム統合週間」を迎え、テレグラムアカウントで公開したメッセージでこのように述べた。
彼は「イスラム諸国、特に西アジアと湾岸諸国の指導者たちに繰り返し強調する忠告は、真の敵を見極め、その計画を理解し、これに立ち向かうことだ」と語った。
モジタバはイスラム諸国間の団結とさまざまな分野での協力、相互防衛を呼びかけ、「ムスリムの間に分裂を煽る者はイスラムの敵を助けることになる」と主張した。
彼は米国とイスラエルがイスラム諸国の分裂を追求していると指摘し、彼らの敵対行為がイランとイランの友好勢力だけを標的にしたものではないと強調した。
湾岸アラブ諸国の指導者たちに対しては「湾岸地域の国民と政府がイスラムの旗の下に団結していれば、正体不明のならず者たちがあなたたちの土地と財産を狙うことなどできただろうか」と問いかけた。
モジタバはまた、イスラム世界が激動の時期を経て決定的な瞬間に達したとし、「真実が虚偽を、イスラムが不信仰を最終的に打ち負かす展望は過去のどの時よりも現実に近づいている」と強調した。
今回のメッセージはモジタバが28日にイラン国民に内部結束を呼びかけた後に発表された。イランと湾岸隣国との間の緊張が続く中での団結の呼びかけという点でも注目される。
モジタバは2月にイラン戦争の発端となった米国とイスラエルの空爆で負傷して以来、公の場に姿を現していない。その空爆で父であり前最高指導者のアリー・ハメネイ師が死亡した。


