「高市総理の汚い首斬ってやる」投稿の中国総領、在任が歴代最長

高市早苗総理に対し「汚い首斬ってやる」という趣旨の投稿をSNSに上げて物議を醸した中国の薛剣・駐大阪総領事が6年目の任期を迎え、歴代最長の在任期間を樹立したことで、その背景に関心が集まっている。
8日(現地時間)の毎日新聞によると、薛総領事は昨年6月に就任6年目に入ったという。1976年の大阪総領事館開設以来、歴代総領事14名中で最長の在任期間だ。彼を除く14名の総領事の中で最長だったのは4年4か月で、半数以上が3年以内に異動していた。
薛総領事は昨年11月、高市総理が台湾有事の際に日本が集団的自衛権を行使する可能性があると表明したことに対し、「その汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」との投稿をし、論争を引き起こした。この投稿は日本政府の抗議を受けて削除された。中国外交部は当時、薛総領事の発言を「個人的な投稿」と説明しつつ、事実上彼を擁護する立場を示した。
毎日新聞は、この投稿により薛総領事の人事異動が困難になったとの見方を示した。彼を交代させれば、中国政府がこの発言を問題視して左遷させたと解釈される可能性があるためだ。薛総領事は投稿後、しばらく公式活動を控えていたが、最近では友好団体との交流やシンポジウムへの参加など、再び活動を増やしている。
今後の彼の人事にも注目が集まる。中国の男性公務員の定年は現在60歳だが、中国政府は2025年から段階的に63歳まで延長する方針を打ち出している。今年58歳の薛総領事が異動する場合、次のポストが事実上最後の主要ポストになる可能性が高い。
毎日新聞は、これから剣総領事が左遷されるか、昇進するか、現職を維持するかを通じて、中国政府が昨年物議を醸した彼の発言をどう評価したか、その内情を垣間見ることができると分析した。


