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2026年8月21日(金) 東京 --

イラン、ホルムズ海峡再開に6条件 米軍撤退や制裁解除を要求

引用:ニューシス
引用:ニューシス

イランは、ホルムズ海峡の再開放に向けた前提条件として、米軍の撤退や攻撃の恒久的な停止、海上封鎖の解除など、新たに6項目を米国側に要求した。イラン最高国家安全保障会議は8日(現地時間)、米国が「行動を改めるまで」ホルムズ海峡を開放しないとして、こうした条件を提示した。米国とイランがホルムズ海峡の管理を巡って協議を進める中、イランが新たな条件を打ち出したことで、交渉の行方を左右する新たな要因になる可能性が高まっている。

イラン国営放送によると、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)の司令官で最高国家安全保障会議の事務局長を務めるモハンマド・バーゲル・ゾルガドル氏は同日、声明を発表し、米国が二度とイランを脅迫しないことや、イランおよび域内の親イラン武装勢力を対象とした戦争を恒久的に終結させることを要求した。また、イランの港湾に対する海上封鎖を解除し、同地域から米軍を撤退させるよう求めた。

さらに米国に対し、戦争によって生じた損害をイランに「完全に賠償」し、制裁を撤回するとともに、凍結されているイラン資産も「無条件で」解除するよう求めた。ゾルガドル事務局長は「これはイラン国民の要求だ」とし、「米国が行動を改めるまで、ホルムズ海峡が再び開放されることはない」と警告した。これに対し、ホルムズ海峡を巡る受け入れ可能な合意をまず取りまとめた上で、海上封鎖を終結させたい米国側からは、今のところ反応は出ていない。

6月に締結された暫定合意によると、制裁解除の日程や賠償計画は最終合意に盛り込まれることになっており、凍結資産の問題も交渉の対象になっているという。イランはこれまで、ホルムズ海峡の管理を巡るオマーンとの別の合意について、ほぼ妥結に達していると明らかにしている。ホルムズ海峡はイランとオマーンの間に位置する。イランのアッバース・アラーグチー外相も同日、ホルムズ海峡の通航を巡る合意に近づいていると明らかにした。ただ、海峡の再開放は他の条件が満たされるかどうかにかかっているとし、現在の状況は米国が暫定合意に違反したことによって生じたと主張した。

ホルムズ海峡は、世界の原油や天然ガスの供給にとって重要な海上輸送路だ。戦争前は国際水路とみなされていた。イランとオマーンが最終調整を進めている合意が成立すれば、船舶はイラン側に近い航路から海峡に入り、オマーン側に近い航路から抜ける形で、ホルムズ海峡を再び通航できるようになる。交渉内容に詳しい関係者2人によると、暫定合意の期間中、船舶は通航料や使用料を支払うことなく海峡を通過できるという。

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