サウジ主導連合軍「フーシ派が3都市にミサイル・ドローン攻撃」
イエメン国内でも政府軍との戦闘が激化、2022年停戦後の平穏崩れる

イエメンの国際的に承認された政府を支援するサウジアラビア主導の連合軍は9日(現地時間)、フーシ派がサウジアラビア南部のカミスムシャイト、アブハ、ジザンの3都市を攻撃したと発表した。
連合軍のトルキ・アルマリキ報道官は、「X(旧Twitter)」で発表した声明で、フーシ派がサウジの国家資産やインフラへの攻撃を続けていると非難した。
アルマリキ報道官は、こうした攻撃の継続は、フーシ派が事態のエスカレーションを図り、サウジ国内の民間人を標的にしようとする姿勢を示すものだと強調した。
さらに、連合軍の統合司令部は、サウジの主権や国家資産を守り、民間人や民間施設を保護するため、こうした攻撃に対応する方針を示した。
今回の攻撃は、フーシ派とサウジアラビアの間で戦闘が激化する中で行われた。これに先立ち、フーシ派は9日、過去12時間にサウジ側の戦闘機数十機がフーシ派の支配地域への攻撃を続けていると主張していた。

イエメン国内でも政府軍とフーシ派の戦闘が一段と激化した。政府軍とフーシ派は複数の地域で戦闘を繰り広げ、西部では特に激しい戦闘が行われた。
こうした状況を受け、2022年4月に国連仲介の停戦が発効して以降、主要戦線で続いていた比較的平穏な状態は崩れ、最近では空爆や地上戦がほぼ連日のように行われている。
