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2026年9月11日(金) 東京 --

「移民を捕まえるほど高得点」…ホワイトハウスの“移民狩りゲーム”に人権団体が猛反発

引用:ニューシス
引用:ニューシス

アメリカのホワイトハウスが、トランプ政権の核心政策を題材に公開したアーケードゲームが論争に巻き込まれる中、著作権侵害をめぐる論争を巻き起こした「ビルド・ザ・ウォール(Build the Wall)」ゲームを結局取り下げた。

8日(現地時間)、米メディアは、ホワイトハウスが人気ゲーム『テトリス』を模した「ビルド・ザ・ウォール」をウェブサイトから削除したと報じた。「テトリス」の権利を管理するザ・テトリス・カンパニーが著作権侵害を深刻に受け止めると警告してから4日後のことだ。ただし、移民追放を題材にした「Rio Run」など残りのゲームはこの日午後まで、そのままサービスされた。

ホワイトハウスは3日、連邦政府が運営するウェブサイトにトランプ政権の政策を題材にした低解像度のゲーム5種を公開した。

最も論争を呼んだのは「リオ・ラン(Rio Run)」だ。人気ゲーム「スネーク」を模したこのゲームは、トランプ政権の国境政策責任者であるトム・ホーマン氏を連想させるキャラクターがリオ・グランデ川一帯で国境を越えようとする移民を捕まえる仕組みだ。捕まった移民はオレンジ色の囚人服に変わり、多く捕まえるほど得点が上がる。ゲーム内の移民たちが異なる肌の色で描かれている点について、特定の人種を標的にしているとの批判が出た。

削除された「ビルド・ザ・ウォール」はテトリスのようにブロックを積んで国境の壁を作るゲームだった。ブロックで列を消す本来の「テトリス」とは異なり、「迫ってくる群れから国境を守れ」という文句と共に壁を積むようにした。

引用:ホワイトハウス
引用:ホワイトハウス

この他に、鷲が法案を持って国会議事堂上空を飛ぶ「フラッピービルFlappy Bill)」、健康に良くない食品を選別する「サプライ・ライン(Supply Line)」、新生児資産形成制度である「トランプ口座」にお金を貯める「トランプ・セービングス・タイクーン(Trump Savings Tycoon)」などがある。

人権団体は即座に反発した。テキサス州を拠点とする人権団体フロンテラ・フェデレーションの共同代表、アメリカ・ガルシア・グレワル氏はAFPに「ホワイトハウスは数年間人々の命を弄んできたが、今は自分たちのやっていることをビデオゲームにした」と批判した。民主党所属のコネチカット州上院議員、マット・レサー氏もSNSで暖房油の価格が史上最高水準に近づいている状況を挙げ、現実感がないと指摘した。

ザ・テトリス・カンパニーは4日、声明を出し「ビルド・ザ・ウォールの制作に関与しておらず、テトリスブランドや知的財産権の使用を許可したこともない」と明らかにした。ただし、訴訟や公式中止要求はまだ確認されていない。ホワイトハウスはプロモーション映像で日本のゲーム会社セガ(SEGA)のロゴをトランプ政権のスローガン「マガ(MAGA)」に変形して使用したこともあった。

ホワイトハウスはゲーム公開についてAFPに「すべてのアメリカ国民が共感できる方法で大統領の成果を知らせることに集中している」とし、「楽しさと勝利の文化」を強調するためのものだと説明した。コメントを求めたが、ホワイトハウスとテトリス側からは直ちに回答がなかった。

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