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2026年8月21日(金) 東京 --

「プーチン経済の大動脈を切断せよ」ウクライナ、“ロシア版アマゾン”物流拠点12カ所超を集中攻撃

引用:テレグラム
引用:テレグラム

ウクライナが「ロシア版アマゾン」と呼ばれるロシアの電子商取引大手ワイルドベリーズを相次いで攻撃したことを受け、ロシアもウクライナの同業他社を相手に報復に出た。ウクライナのメディアであるキーウ・ポストなどの現地メディアは2日(現地時間)、ロシア軍が2日連続でキーウのブロヴァルィーにあるウクライナの同業ロゼトカの最大の中核物流倉庫を攻撃したと報じた。

まず、1日の夜にロシアの自爆型ドローン「シャヘド」がロゼトカの物流倉庫を直撃して爆発し、勤務中だった従業員1人が死亡、7人が負傷した。続いて、丸1日も経たないうちにロシア軍は同じ物流倉庫へ2度目の打撃を加え、人的被害は発生しなかったものの、施設が大きく破損している。これに対し、ロゼトカ側は「これは明白な偶然ではなく、我々のインフラを狙った意図的な標的攻撃だ」と糾弾した。

引用:テレグラム
引用:テレグラム

ロシアによるロゼトカへの空爆は、ウクライナによるワイルドベリーズへの攻撃に対する報復であると解釈されている。実際にウクライナは2日の夜にも、ロシアのサマラ州にあるワイルドベリーズの物流倉庫を攻撃した。ここはウクライナ国境から約800キロメートル離れたロシア本土の奥深くである。報道によると、ウクライナは過去2週間の間に、ロシア全土にあるワイルドベリーズの物流施設を12カ所以上も攻撃したという。これについて、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と軍当局は、ワイルドベリーズがロシア軍にドローンの部品や航法装置、防弾ヘルメットなどの軍事装備を供給する主要な補給網の役割を果たしていることを空爆の大義名分としたが、ロシア側は民間施設へのテロだと反発している。

出典:ロイター通信
出典:ロイター通信

このように、ウクライナがロシア国内の製油施設に続いてワイルドベリーズを集中的に攻撃する背景には、複数の目的が隠されているとみられる。特に一部では、これがロシアに対する経済的圧力を強化しようとする試みだと分析された。ウクライナ最大の兵器メーカーであるファイア・ポイントの共同創設者デニス・シュティルマン氏は、ワイルドベリーズへの集中攻撃が、ロシアの国営銀行であるVTBとのパートナーシップに起因するものだと主張した。

同氏は「ワイルドベリーズの破産は、VTBを含む多数の銀行の崩壊につながるだろう」とし、「ロシア政府が今年初めに同社の株式の5%を買収して以降、経済成長計画の中心企業になった」と分析している。続けて「ワイルドベリーズと、その競合企業であるロシアのオゾンを合わせると、ロシアの国内総生産(GDP)の約8.5%に相当する」とし、「これらの産業は約400万人の雇用、すなわちロシア全体の労働力の5%以上を占めている」と付け加えた。

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