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2026年8月21日(金) 東京 --

「非核三原則」巡る高市首相の表現に波紋…従来と異なる言い回し、見直しの余地は

未来の方向性を除いた「堅持」表現に波紋…非核3原則の修正可能性を示唆したか

出典:聯合ニュース
出典:聯合ニュース

高市早苗首相が6日、「非核3原則」に言及する際、非核化を堅持するという未来形の表現ではなく、堅持しているという現在形の表現を繰り返し使用し、波紋を呼んでいる。市民運動団体の一部からは、高市首相が前任者らとは異なる表現を用いたのは、核受け入れの可能性を念頭に置いてのことだという主張も出ている。

高市首相は広島原爆投下から81年を迎えたこの日、広島平和記念公園で開かれた「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(広島平和記念式典)」での挨拶でこのように述べたと共同通信などが伝えた。

日本の「非核三原則」とは、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という原則で、半世紀以上にわたり事実上、日本の「国是」とみなされてきた。

この日、高市首相は「日本が非核3原則を堅持しており」と述べた。これは前任の首相らが同じ記念式で使っていた「堅持しながら」という表現とは異なる。「堅持しながら」という表現には今後も原則を維持するという方向性が含まれているのに対し、「堅持しており」は現在の状態を説明するにとどまると解釈される余地がある。

メディアもこの点を指摘した。高市首相は記念式の後、被爆者との面談、記者会見でも非核3原則に関して「堅持している」という表現を繰り返した。意図的な使用だという指摘が出ている。

「強い日本」を掲げる高市政権の発足後、核兵器持ち込み禁止原則に修正が加えられる可能性があるとの見方が出ている。

高市首相はこの日、広島平和記念式典で非核3原則の堅持に言及した。世界の安全保障環境が一層厳しさを増していると指摘し、「広島と長崎が経験した原爆の惨禍は決して繰り返してはならない」と強調した。また、日本が「非核3原則」を堅持しており、唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界実現のために絶え間なく努力する使命を負っていると述べた。

さらに「核兵器不拡散条約(NPT)評価会議で確認されたように、核兵器のない世界への道のりは決して平坦ではない」とし、核兵器のない世界実現に向けた国際社会の努力を主導するためにNPT体制の維持・強化を訴えると述べた。

ただし、前任の石破茂前首相と同様に、この日の記念式で核兵器禁止条約(TPNW)については言及しなかった。日本は原爆の惨状と核兵器使用の危険性を強調しながらも、同盟国である米国の「核の傘」を考慮し、核兵器の使用・開発などを禁止したTPNWには加盟していない。

高市首相は記者会見で、3大安全保障文書改定に関連して非核3原則を再検討するかとの質問に対し、「文言表現について私が今、予断することは控えたい。非核3原則を政策上の方針として堅持していることに変わりはない」と答えた。

これに対し、政府の報道官である木原稔官房長官はこの日、「政府としては非核3原則を政策上の方針として堅持しており、指摘された表現はこうした政府の立場に基づくものだ」とだけ答え、今後もこれを堅持するかどうかについては明確に述べなかった。

広島市はこの日、平和記念式典に過去最多の121か国・地域の代表が参加したと発表した。参加者らは原爆が投下された時刻である午前8時15分に一斉に黙祷を捧げた。

米国は太平洋戦争末期の1945年8月6日に広島に原子爆弾を投下し、3日後の8月9日には長崎にも原爆攻撃を行った。

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