ゼレンスキー氏、北朝鮮軍の追加派遣を警戒 「ロシア、戦闘長期化狙う」

ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は2日連続の国民向け演説で、北朝鮮軍がロシアに追加派兵される可能性に言及するとともに、警戒感を示した。
ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー大統領は11日(現地時間)夕方の国民向け演説で、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、追加動員や北朝鮮軍の投入によって戦闘を長期化できると考えている」と述べた。
ゼレンスキー大統領は前日の夜、ロシアが北朝鮮製ミサイルを使用してウクライナを攻撃したと改めて主張した。ウクライナ当局によると、ザポリージャ州では北朝鮮製ミサイルを使用したロシア軍の攻撃により、民間人6人が死亡した。
ウクライナ軍参謀本部は、攻撃に使用された北朝鮮製ミサイルは「KN-23」だったと主張した。KN-23は、ロシアのイスカンデルに似た形状を持つ北朝鮮製の弾道ミサイルだ。
ゼレンスキー大統領は、ロシアが追加動員に踏み切る可能性にも言及した。ロシアが9月の選挙後に大規模な動員を準備しているとの従来の主張を改めて示した。その上で「選挙後、ロシアは数十万人を追加で迅速に動員し、来年も同規模の動員を行うだろう」と述べ、「ロシア国内の文書を通じて確認された」と主張した。


